PROFILE
自己紹介
ウォーキング講師、リンパマッサージセラピスト、そして脳の断捨離®「アクセスバーズ」をお伝えしている、松山明美と申します。
私のテーマは月並みですが「女性がずっと美しくあること」。『ミセスジャパン2021』に挑戦し、そのレッスンで劇的に変化したのをきっかけに、この仕事を始めました。
……と書くと、いかにも「意識高い系」のようですが、前向きになれたのはごく最近。実は40年以上、2つの大きな悩みを抱えて生きてきました。
それは、背が高かったことと、在日三世だったことです。
私は小さい頃から、出生が知られると嫌われたりいじめられると思い、絶対に目立たないよう心がけてきました。しかし生まれつき背が高く、スポーツも好きだったので目立つ結果に。そこで私は、周りと背丈を合わせるよう背中を丸めるようになりました。気がつくと猫背になり、心までも内へ内へと向かっていき…。就職しても、結婚してもその状態は続き、常に曇りガラス越しに、世の中を見ているような気がしていました。
機が訪れたのは40歳後半。銀行に勤めていた経験から、ゆうちょで働いていた時です。ひょんなことで通い始めたヨガ教室で、先生から「他人ではなく考え方を変える」「困難には意味がある」という話を伺い、興味を持つうちに『楽舞道(らぶどう)』という踊りをやってみない?と誘われたのです。
この踊りは古代縄文舞をベースに、水や風などの自然を表現する舞とのこと。纏うのは生成りの着物です。身体を動かすのは好きでしたし、先生の考え方に共感したので参加しました。
そこで、先生のお師匠さんから「テーマをヒントに、身体を使って自由に表現していいんですよ」と言われ、戸惑いながら身体を動かしはじめました。
「風になろう」「水になろう」と舞う中で、「自由」という言葉が体中を駆け巡りました。そして「私は自由に生きてこなかった。鳥かごの中にいるようだった」と感じ、気がつくと大粒の涙を流し、最後には泣き崩れていたのです。
私は気づきました。本当はもっとはしゃぎたかった、笑いたかった、自分の話をしたかった! 就職も結婚もして子どもにも恵まれて、何不自由なく生きてきたけれど、心は自由じゃなかった。ずっと我慢してきたんだ…と。
そんな心の叫びとともに、私は自分の出生を泣きながらお師匠さんに話しました。すると「人はみんな唯一無二の存在で、自分は大事な存在なんだよ」と言ってくださり、「実は私も三世なの」と打ち明けてくれたのです。
心も体も、ふっと軽くなった瞬間でした。
そこから古代縄文舞を習いはじめ、私は踊るごとに軽やかになりました。お師匠さんからいつも「本当はどんな生き方がしたかったの?」と言われ自問自答し、たどり着いた答えが「堂々と歩きたい」ということ。そんな時、14センチヒールを履き、ドレスを着て挑む、ミセスコンテストを知ったのです。「これだ!」と思った私は気づけばエントリーしていました。ウォーキングのレッスンでは、小さく見えるよう曲げてきた身体に、「50年間ごめんね」と謝りました。
コンテストのスピーチでは、在日三世であると伝え「争いのない、平和な世界を作る架け橋になります」と話しました。周りの人にもSNSでも伝えましたが、私の恐れていたことは何も起きず、そればかりか「がんばって!」と応援してくれました。全て私の思い込みだったのです。
私の場合は出生でしたが、誰にでも思い込みがあり、無駄な思い込みが枷となって、心や身体に大きな影響を及ぼします。こうした思い込みは、1分でも早く手放さないと自分がかわいそうです。
とはいえ、人間というのは複雑なもの。そこで私は外見と内面の両側からアプローチをし、思い込みを取るスタイルを取っています。
外見からは「ウォーキング」と、身体のむくみを取り心も整える「リンパマッサージ」でアプローチ。内面には「アクセスバーズ」という手法を使います。こちらは頭に32あるポイントを触ることで、思い込みを外すというもの。とても不思議なのですが、モニター募集していた友達から受けた際、「何かが外れた」という体感があり、いちから学び昨年講師となりました。
私たちの世代は、世の中の枠組みが混在し、大人になっても親や職場の人間関係で悩む人が多いように感じます。でも私の先生が言われたように、人は皆自由で、存在そのものが尊く、いつでも変われます。私も、かつては姿勢の悪さからtheoryのパンツが量産品に見えたのが、今はプチプラが高見えするまでに変化しました。
何かを変えてみたい、もっと自由に生きたい、楽になりたい。こうしたお悩みがあるなら、どんなことでもお話しください。
一歩が踏み出せるまで全力で伴走します。あなたが本来の自由と、あなたらしさを取り戻すまで。
いつでも両手を広げてお待ちしています。
略歴
1971年名古屋市生まれ、名古屋市在住。
高校卒業後、銀行員を経て結婚、3人の子どもに恵まれる。
40代から再び働きはじめ、ダスキンやCoco壱番屋、地元のパン屋などで勤める中、初めて足のむくみに気づき、その後ゆうちょに勤務していた際にヨガを習いはじめる。
ヨガ講師との出会いをきっかけに、在日三世という自らの課題を見つめ直し、自分の心と身体に向き合い、自由に生きることを選択。ミセスジャパンに応募する。
2022年、「女性の内面も外面も美しくしたい」という思いで、ウォーキング講師・プルアップマッサージセラピスト・アクセスバーズファシリテーターの3本柱を掲げ、起業。
わずか1年のうちにのべ100人の施術を行う。
資格実績
【資格・実績など】
・ミセスジャパン2021日本大会ファイナリスト
・ECLAT INTERNATIONAL 認定ウォーキング講師
・プルアップマイスター
・アクセスバーズファシリテーター
・古代縄文舞巫女